「支店長に確認します」という銀行マンとはつきあうな!
優秀な担当銀行マンの時には良い条件での融資を引き出しやすくなります。
担当銀行マンが優秀かダメか、この見極めは大切です。
見極めこそ銀行対策の最重要課題といって過言ではありません。
銀行マンに転勤はつきもの、長くて3年です。
銀行マンも様々です。
1000人以上の銀行マンとお会いして、優秀な銀行マンとそうでない銀行マンの見分け方が掴めてきました。
この間も「この人優秀だな...」と感じた銀行マンが支店長に昇進したので、わたしの見分け術もまんざらではないはずです。
優秀な銀行マンはこの時期すでに3月のノルマをクリアしています。
この時期のノルマクリアは、かなり優秀です。
ノルマクリアかどうかは、今月の成績を追っているかどうかで分かります。
この時期に来月の融資の話ができるようであれば、ノルマをクリアしている可能性が高いと思います。
「来月の融資にさせて頂いても大丈夫ですか?」
と、聞かれるようであれば間違いありません。
優秀な銀行マンは、絶えず見込み客のストックを作っておくものです。
優秀な銀行マンは「頭が柔らかい」のが特徴です。
- 持ってきた提案に対して、「ココをこう直してくれたら検討します」と意見を返すと、ちゃんと対案を示してくれる。
- 持ってきた提案の矛盾点を示すと素直に認めてくれる
自分のポリシーがハッキリしているので、「攻めるところ・守るところ・泣くところ」が明確なのでしょう。
ですから「イケる」かどうかの判断が早いのです。
そして議論が建設的。
こういう担当者は貴重です。
目一杯大切にしましょう。
逆にダメな担当者の特徴は「自分で考えない」。
二言目には、「支店長に相談してみますが難しいと思います」。さらに、「時間にルーズ」「書類の書き間違えが多い」「手続きを理解していない」など、「あれっ?」と感じさせることが多いのが特徴です。
ちなみに「たまたま能力ない人」が担当になるのではありません。
テリトリー的に新人が担当することになったとしても、「これは!」という会社には役席をあてて フォローを入れます。
つまり、支店長からその程度の会社だと見られている可能性が大です。
しかし、そこで腹を立ててはいけません。
その銀行の評価=あなたの会社の実力ではないからです。
こういう担当者がついてしまった時には、しばらくこの銀行からの融資は諦めましょう。
また、そんな時のために複数の銀行と取引しておきましょう。
最後に、銀行担当者が優秀で判断が早くても、いや、優秀で判断が早いほど、あなたの会社の決算書のファーストインプレッションは大切です。
一目見て「イケる」と思える決算書を作っておけば会社の資金繰りが一気に好転するチャンスを掴めますし、「ダメ」と思われれば切り捨てられて終わりです。
どんな決算書が「イケる」と思われる決算書なのか?
それは...
↓ ↓ぜひ、銀行借入ドットコムの無料コンテンツで情報収集してください。